タイトリスト TSR2 ドライバー 評価 強烈な高初速性能+低スピンの弾道!

TSR2 ドライバーを試打した感想は・・

  1. 強烈な高初速性能+低スピンの弾道!
  2. 積極的にボールを操ることができる操作性が魅力
  3. 「洋ナシ」型ヘッドで、余計なぜい肉をそぎ落とした精悍なボディ
  4. ヘッドスピード45m/s以上の中上級者向けドライバー!

タイトリスト TSR2 ドライバー

タイトリストの2022年新作が、TSR シリーズ! シリーズのコンセプトは「FASTER (より速く).LONGER (より遠くへ).STRAIGHTER (よりストレートに).」となっています。

今秋はTSR2、TSR3、TSR4の3機種のドライバーが発売されました!今回試打したTSR2は、3機種の中では一応「一番やさしい」という位置づけ。「飛距離と許容性の完璧なバランス、高打ち出し、低スピン、スピード性能」を極めたモデルとのことです。

 

3機種の中で「一番やさしい」といっても、そこはタイトリストのツアーモデルドライバー! 私のようなアベレージには、簡単に打ちこなせないだろうな・・と思いながら試打してみました。

外観

ソールの外観。前作のTSiシリーズでも見られた、細い矢じりのような一本線が特徴的。全体的なデザインはシンプルでカッコいいです!

 

かなりのディープフェース

フェースの名称は「マルチプラトーVFTデザイン」で、広範囲で高い反発力を実現しているとのことです。

 

横方向からの外観。肉厚感が強調された形状だと思いました。

 

後方からの眺め。ウェイトが確認できます。

 

ネック部分。「カチャカチャ」機能 (=SureFit 調整機能)が、搭載されています。

 

地面に置いてまず感じたのは、引き締まった外観余計なぜい肉をそぎ落とした筋肉質のボディ!といった雰囲気でした。

ボリュームがトゥ側にあるいわゆる「洋ナシ」型のドライバー!フェースの向きは、はっきりと「逃げ顔」。「パワーヒッターが左を気にせずに叩いていける!」という顔つきでした。

振り抜き感、打感・打音

シャフトはカスタムとなるTOUR AD IZ-5、フレックスはSでした。

手に取ってみた感じたのは、ずっしりとしたハードな重量感

ワッグルしてみると、シャフトはかなりしっかりしている印象。カスタムシャフトならではと言っていい、しっかり感でした!

素振りをしも、やっぱり全体的に重い&シャフトがしならない・・。ただ、振り抜き感はとてもよかったです!ヘッドの空力性能がかなり高いのか、シャープに振りきれました

ボールを打った時の振り抜き感も、とても素晴らしかった。「もっとスイングスピードを上げていこうぜ!」という声が聞こえてきそうでした。

 

打ってみて感じたのは、力強い打感!わずかにボールをつぶした後に、フェースの強烈な跳ね返しでボールを押し出す・・そんなイメージの打感でした。

「バシイッ」という打音も力強さを演出していて、とても好感触でした!

弾道、寛容性

試打クラブは、ロフト角10.0°のモデルでした。

弾道の特徴として感じたのは、徹底された高初速+低スピン

初速が、とにかくめっちゃ速いです!試打を開始した時には、この高初速に目がついていけずボールを見失ってしまうほどでした。

目が慣れてきて (笑)確認できたのは、やや低め~中程度の角度で飛び出しそのままググっと進んでいく弾道!高弾道は無駄!と訴えるような、低スピンの弾道が連発していました。

 

操作性が重視されているドライバーだな、ということも強く感じました。インパクト時のフェースの向きや打点に、しっかりと反応するドライバーであることは間違いないです。

極端に曲がるということは、ありません。それでもオートマチック感はほとんどなく、打ち手の要求に素直に答えるドライバーでした。

 

寛容性は、この手のドライバーとしては比較的高かったです。思ったよりも、打点ズレをヘッドがカバーしてくれました。

ただ、やはりオートマチック感は少な目。トゥ寄りの打点では、右に向かって飛んでいく打球も散見されました。

 

飛距離は、私のヘッドスピード (40m/s前後)でキャリー180~190ヤード、トータルで200ヤード前後。ある意味、飛距離性能もヘッドスピードに正直に答えてくれるドライバーだと思いました。

個人的には、キャリーでもう少し飛距離を稼いで欲しかったです。ただ、これだけ低スピンで低~中弾道の打球となっていたので、これで精一杯でした。

総評

まず感じたのは、ゴルフを始めた十数年前の香りが残っているドライバーだな・・ということ。

当時のドライバーには、オートマチックさはほとんどなし。いい意味でも悪い意味でも、打ち手の技量に素直に反応するドライバーがほとんどでした。

このドライバーもとても「素直」で、どこか懐かしいな・・と思いながら試打を続けていました。

一方で極端な「ばらつき」までは出なかったのは、さすがタイトリストといったところ。この手のドライバーとしても、いろいろ進化しているんだろうな・・と思いました。

 

対象となるのは、程よい操作性を求める中~上級ゴルファー

ヘッドスピードは少なくとも45m/sは必要。ヘッドの性能自体が、そのスピード領域を求めているのは間違いないです。

 

アベレージを自認する私には、正直に言ってオーバースペックのドライバーでした。

積極的にボールを操っていきたい、パワーに自信がある、という方にとっては頼もしいクラブとなるはず!腕に自信のある方は、是非積極的に検討していただきたいです!

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