タイトリスト U505 ユーテリティアイアン (2023) アイアン型UTの大本命!

タイトリスト U505 ユーティリティ アイアン (2023)

タイトリスト U505 ユーティリティアイアン Titleist U・505 UTILITY IRONS

こんな方におすすめ!

  • ウッド型UTではなく、アイアン型UTでクラブセッティングを組み立てていきたい
  • アイアン型UTであっても、ある程度の扱いやすさや、弾道の高さ、ミスヒットに対する寛容性が欲しい!

総合評価 8.4点/10点満点

  • 操作性 8.5点
  • 弾道の高さ 9点
  • 構えやすさ 8.5点
  • 打感、打音 8点
  • 飛距離性能 8.5点
  • 寛容性 8点

タイトリスト U505 ユーティリティアイアン (2023)を試打した感想は・・

  1. アイアン型UTとしては、扱いやすさが秀逸!
  2. 高弾道+強弾道!飛距離性能も高い!
  3. 操作性が確保されつつ、寛容性も高い!アイアン型UTとしては、一歩抜きんでた存在!

 

タイトリスト U505 ユーティリティアイアン (2023)とは?

2023年8月25日にタイトリストからTシリーズアイアン (T100T150T200T300)と同時に発売されるのが、今回試打したU505 ユーティリティアイアン

短めのブレードとシャロ―フェースという、ツアープレーヤーがユーティリティアイアンに求める理想のヘッドシェイプを実現!

高い許容性を実現し、ロングゲームに大きな自信と安心感を与えるモデル、とのことです。

完全に上級者を意識したクラブと言っていいと思いますが、どのような性能になっているのか、試打してみました!

 

外観

タイトリスト U505 ユーテリティアイアン バックフェース

バックフェースの外観。

前作と異なり、今作はT200アイアンからは独立したデザインになっています。

タイトリストらしさがしっかりと感じられる、シンプルでクールな外観です!

 

タイトリスト U505 ユーテリティアイアン ソール

バリアブルバウンスソールが採用され、ソールの抜けが向上しているとのことです!

ソール幅がしっかりと確保され、突き刺さらずによく滑ってくれそうだな・・と思いました。

 

タイトリスト U505 ユーテリティアイアン フェース

フェースはシャロ―

改良されたマックスインパクトテクノロジーによって、理想的なフィーリングと手ごたえを実現しているとのこと。

 

タイトリスト U505 ユーテリティアイアン ボディ

ボディは低重心に設計された、きれいな三角形!

肉厚のボディで、しっかりとボールを押し出してくれそうだな・・と感じる外観でした。

 

タイトリスト U505 ユーテリティアイアン ネック

ネックの外観。

 

タイトリスト U505 ユーテリティアイアン トップブレード

トップブレードは厚め

ボディが後方に張り出していて、個人的には安心感が感じられました。

 

タイトリスト U505 ユーテリティアイアン アドレス

アドレスしてみると、フェースの向きはターゲット方向に対して少しだけ右を向く「逃げ顔」

ボールが相対的に大きく見えてしまう程の「小顔」だと思いました。

幅の広いソールのおかげで、ヘッドの地面への座りは良好!

「ロングアイアン」風の外観ではあるものの、厚めのトップブレードと肉厚のボディのおかげか、緊張感を感じるほどではないな・・という印象でした。

 

振り抜き感、打感・打音

シャフトは、純正カーボンとなるTENSEI AV BLUE AM、フレックスはSでした。

タイトリスト U505 ユーテリティアイアン シャフト

重量感としては、適正~やや重めといったところ。

個人的には、扱いづらさを感じるほどの重さではありませんでした。

素振りをしてみると、ヘッドの存在感が感じられる振り心地。

インパクト付近で、ヘッドの「走り」を感じることができました。

れだけのロングクラブですので、個人的にはこれくらいの「走り感」は必要かなという印象でした。

 

打感は、いわゆる「パチン」と弾くような感触

T200 アイアン (2023)によく似た、軽快な打感だな思いました。

球離れは、とても早い

ボールの「乗り感」は控えめながら、ボールがつぶれる感触もごくわずかですが感じることができました

ヘッド内のテクノロジーが作り出す人工的な打感といった雰囲気ではありましたが、軽快さと透明感がある打感で、個人的にはとても好印象でした。

打音も「ピシッ」という、軽快さが強調された音。

軽やかに弾き飛ばす打感にマッチしていて、とても気持ちいい音だなと思いました。

 

弾道、寛容性、飛距離

試打したクラブは、#3でロフト角20°のモデルでした。

弾道の高さは、結構高め!

アイアン型ユーティリティですので、ボールの高さを確保するには相当のヘッドスピードが必要かな・・と思いながらの試打でしたが、いい意味で裏切られる結果となりました。

ロフト角以上の高さで打ち出し、ごくわずかにスピンが入ってさらに上昇しつつ、強めの弾道で突き進むといったイメージの弾道・・。

私のようなアベレージゴルファーが、アイアン型UTでここまでの高く強い弾道を出せるのか・・とちょっと感動してしまいました。

 

アイアン型UTという形状らしく、操作性はしっかりと確保されています。

オートマチック感はかなり少なく、スイング軌道や打ち手の意思に敏感に反応するという雰囲気。

ロングショットでボールを積極的に動かしていきたいゴルファーには、かなり有効になりそうだな・・と感じました。

 

ミスヒットに対する寛容性は、そこそこありそうだな・・という印象。

やや大き目の打点ブレであっても大怪我にはならないといった雰囲気で、「この手のクラブとしては」とはなりますが、比較的高い寛容性があると思いました。

 

飛距離性能は、高いと思いました。

ヘッドスピード40m/s前後の筆者で、キャリー170~180ヤード、トータルで200ヤード弱といった結果でした。

弾道の高さが確保されつつ飛距離が出ているという印象で、個人的には申し分ない飛距離性能だと思いました。

 

総評

アイアン型UTとしては、扱いやすさや弾道の高さ、飛距離性能といった項目で、申し分ない仕上がりになっているな・・というのが第一印象でした。

もちろん、ウッド型UTと比較すれば間違いなく難しい。ヘッド自体も小さくシャフトも長いので、決して簡単なクラブではありません

それでも通常のロングアイアンと比較すれば圧倒的にやさしいです。

また、他社のアイアン型UTとの比較では、このU505の方がずっと楽に打っていけるな・・とも感じました。

 

基本はロングアイアンに準じるクラブとなりますので、しっかりとしたダウンブローは要求されると思います。

また、れだけの長尺 (#3で39.25インチ)クラブですので、安定したスイング軌道やそれなりのパワーは必要でしょう。

そういった意味で、対象となるのはアイアン型UTを好む上級者と言っていいと思います。

平均スコアは最低80台は必要かと思いますし、このクラブの特徴を最大限に引き出すにはヘッドスピード45m/s以上はあった方がよさそうだなと感じました。

 

個人的には上記の条件には全く当てはまらないので (汗)、もちろん購入候補にはなりません。

また、実際のコースで打ちこなせる自信も、全くないです (笑)!

そんな私でも、僅かな試打時間で高いポテンシャルを感じることができたというのが、このクラブの完成度の高さを物語っていると感じました。

アイアン型UTの大本命といってもよさそう!気になる方は、是非一度試してほしいです!

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