テーラーメイド P790 アイアン (2023) 外見も性能も高次元で“ちょうどいい”!

テーラーメイド P790 アイアン (2023)

テーラーメイド P790 アイアン (2023) TaylorMade P790 Irons (’23)

こんな方におすすめ!

  • カッコいいアスリートモデルを使いたいが、やさしさも欲しい

総合評価 8.4点/10点満点

  • 操作性 7.5点
  • 弾道の高さ 8点
  • 構えやすさ 8.5点
  • 打感、打音 8.5点
  • 飛距離性能 9点
  • 寛容性 9点

テーラーメイド P790 アイアン (2023)を試打した感想は・・

  1. 見た目も性能も、高いレベルで“ちょうどいい”アイアン!
  2. オートマチックにやさしく打てて、ミスヒットへの寛容性も高い!
  3. 乾いた打感、打音が気持ちいい!

 

テーラーメイド P790 アイアン (2023) とは?

テーラーメイドPシリーズ 最新作となるのが、NEW 『P790』アイアン (2023)

2023年9月8日に発売予定! 前作P790 アイアン (’21)からは、約2年ぶりのモデルチェンジとなります!

特徴としては、番手ごとに異なるウェイトを配置する『番手別ヘッド設計』によって、各番手でのハイパフォーマンスを発揮しているとのこと!

また、ックフェース内側をディンプル形状にして軽量化を達成し、余剰重量の再配置に成功しているとのことです!

テクノロジーてんこ盛り!といった感じですが、どのようなパフォーマンスを発揮するのか、興味深く試打してみました!

 

外観

テーラーメイド P790 アイアン (2023)

バックフェースの外観。

前作よりもさらにすっきりとしたデザインとなっていて、カッコいい!

 

テーラーメイド P790 アイアン (2023) ソール

ソール幅はやや大き目かな・・という印象。

滑らかにラウンドしていて、抜けがよさそうだなと思いました。

テーラーメイドお馴染みの貫通型スピードポケットも、しっかりと搭載されています!

 

テーラーメイド P790 アイアン (2023) フェース

フェースの外観。

トゥの先端に少しだけ丸みがあって、やわらか目の顔つきだな・・と思いました。

 

テーラーメイド P790 アイアン (2023) ボディ

横方向からの眺め。

アスリートモデルらしい、薄めのフェース!

 

テーラーメイド P790 アイアン (2023) ネック

ネック部分の外観。

 

テーラーメイド P790 アイアン (2023) トップブレード

トップブレードにはそこそこ厚みがあって、安心感がありました。

少しだけグースも入っていて、つかまりもよさそうだな・・という外観。

 

テーラーメイド P790 アイアン (2023) アドレス

アドレスしてみると、フェースの向きはターゲット方向に対してほぼニュートラル

ヘッドの地面への座りも良好で、違和感なくスッと構えることができました。

ヘッド長は長めではあるものの、“鈍重”とまではならない、絶妙な顔の大きさ!

シャープさと安心感が同居する、とてもバランスのいい顔つきだな!と思いました。

 

振り抜き感、打感・打音

シャフトは、N.S.PRO MODUS TOUR 105、フレックスはSでした。

テーラーメイド P790 アイアン (2023) シャフト

手に取ってみた重量感は、やや軽め

素振りをしてみると、「軽硬」シャフトのMODUS 105らしく、しなりはほとんど感じませんでした。

ヘッドが自己主張してしまうような“存在感”はなく、シャキッとシャープに振り抜くことができました。

MODUS 105は個人的には苦手なシャフトですが、このヘッドとの相性はとてもよさそうだな・・と思いました。

 

打感は、弾き感が中心ながら、ボールをつぶす感覚もしっかりと感じられるもの。

複合素材のヘッドらしい軽快に弾き飛ばす打感が前面に出ている一方、フェースにグッとボールが乗る感触も感じられ、なかなか複雑な打感だな・・と思いました。

打音は、「カシュ」という爽快で乾いた音。音量は、控えめでした。

打感、打音ともに、Pシリーズとしてアスリートゴルファーを満足させる素晴らしい出来になっていると思いました。

 

弾道、寛容性、飛距離

試打クラブは、ロフト角30.5°の#7アイアンでした。

弾道の高さは、中~やや高めといった雰囲気

ロフト角よりも高く打ち出して、きれいな放物線を描く弾道で、「めくれる」といった挙動はほとんど見られませんでした。

グリーン着弾では少し転がってしまうかな・・とも感じましたが、極端に硬いグリーンでなければ問題なさそうな弾道の高さは確保されている印象でした。

 

アスリートモデルのアイアンながら、どちらかというとオートマチックさが優先された作りになっている感じました。

テクノロジーの力で余計なサイドスピンがかからず、まっすぐに進んでいくという印象。

意図的にボールを曲げることも可能かもしれませんが、その余地はあまり高くなさそうでした。

 

寛容性は、かなり高いと思いました。

トゥヒットでもヒールヒットでも、弾道がばらつかないのが印象的!

ミスヒットでは飛距離はやや落ちるものの、せいぜい10ヤード減といったところ。

この寛容性があれば、打点の安定しないゴルファーでもかなり計算が立ちそうだなと思いました。

 

飛距離性能も、高かったです。

ドライバーヘッドスピード40m/sの筆者で、キャリー160ヤード前後、トータルで170ヤード前後といったところでした。

縦距離のばらつきが少なく、安定していたのも印象的!

個人的にはこれだけの飛距離性能であれば申し分なく、また高い安定感も素晴らしいなと思いました。

 

総評

見た目、実際のクラブ性能のいずれも、高いレベルで「ちょうどいい」というのが第一印象!

「ちょうどいい」は、あらゆる要素が高次元でバランスよくまとまっているという意味となります!

見た目は、シャープすぎず、鈍重すぎず。

打感や打音も、節度があって気持ちいい。

弾道の安定感や飛距離性能も申し分なく、実戦的。

一言で言えば、欠点の少ない「優等生的」なモデルと言っていいかと思います。

 

対象となるのは、アスリートゴルファーを自認するすべてのゴルファー

100切りが視界に入っているゴルファーであれば、十分に使っていけると思います。

中級者でも満足できそうな性能を持っていますので、かなり幅広いゴルファーにマッチするアイアンだと思いました。

 

テーラーメイドPシリーズではもっとも「やさしい」モデルとなりますが、アスリート感とやさしさがバランスよく同居する素晴らしいアイアンだと思います!

個人的にもとても好印象で、真剣に購入を考えてみようかな・・というモデル!

多くのゴルファーに、試してほしい!

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