ヤマハ インプレス ドライブスター アイアン 高弾道とイイ顔が加わった飛び系アイアン!

インプレス ドライブスター アイアンを試打した感想は・・

  1. ラージサイズの飛び系」に伝統的なアイアンらしさを加味欲張りなアイアン!
  2. 高い飛距離性能に、高弾道がしっかり加わっている
  3. シャープな顔つきで、かっこいい!
  4. やさしさとかっこよさを求める、全てのゴルファーにお勧め!

ヤマハ インプレス ドライブスター アイアン

ヤマハから2022年秋にリリースされたのが、ドライブスター シリーズ

シリーズのコンセプトは「ぶっ飛び系にイイ顔革命」! 「ぶっ飛び系の常識を覆すシャープな“顔”を実現」とのことで、かなり“顔”にこだわっているシリーズです。

アイアンも「シャープな顔で、圧倒的な飛びと高弾道」がコンセプト! メーカーの意図した、「ぶっ飛び性能」「イイ顔」「高弾道」は実現できているか? アベレージゴルファーの目線で、試打してみました。

外観

ヤマハ インプレス ドライブスター アイアン バックフェース

バックフェースはシンプルでカッコいい! ブルーのラインの使い方も絶妙高級感のあるデザインだなと思いました。

 

ヤマハ インプレス ドライブスター アイアン ソール

やや厚めのソールで安心感が高いです。こちらも表面の仕上げに、高級感がありました。触った肌触りも気持ちよく「抜け」がよさそうなソールでした。

 

ヤマハ インプレス ドライブスター フェース

フェース面の素材は「X37」という高い強度と粘り強さを持った新素材。1.1㎜の極薄ソールを実現し、打点の反発性能をアップさせています。

 

ヤマハ インプレス ドライブスター アイアン 横方向

横方向からの外観。スリムなボディで、クラシカルなアイアン形状。とてもかっこいい!

 

ヤマハ インプレス ドライブスター アイアン ネック

ネック部分の外観。

 

ヤマハ インプレス ドライブスター アイアン トップブレード

地面に置いて感じたのは、顔が面長 (おもなが)だな!ということ。小顔のアイアンに慣れている方は、違和感を抱くかも・・。個人的には、やさしさを感じる顔でした。

トップブレードの厚みも程よく、全体的には安心感のある顔つき。ターゲット方向に向けても構えやすく、グッドイメージが湧いてくる外観でした。

振り抜き感、打感・打音

シャフトはスチールシャフトとして標準装着されているN.S.PRO 850GH neoでした。

ヤマハ インプレス ドライブスター アイアン シャフト

クラブ全体の重量感は、やや軽め。極端に軽いという感じではなく、扱いやすい重量感でした。850GH neoとの相性もよく、素振りでは軽快に振り抜くことができました。

 

打ってみて感じたのは、正統派アイアンらしい打感フェースに一瞬ボールが乗って、軽めにボールを弾きながらスッとボールを拾い上げてくれる・・。「複合素材のアイアンらしからぬ・・」とは言っては何ですが、繊細な打感でした!

打音も「パシッ」という正統派の音で、とても好印象でした。

弾道、飛距離、寛容性

試打クラブはロフト角25°の#7でした。

かなり“立っている”アイアンになりますが、驚いたのが弾道の高さ!低スピンでの“ぶっ飛び系”という雰囲気は、全くなし。スピンの入った、いわゆる「アイアンらしい」弾道でした!このくらいの高さが出て入れば、グリーンキャッチも問題なさそう!

 

飛距離性能はかなり高かったです。HS 40m/s前後の筆者で、キャリー150~160ヤードが安定して出ていました。

ロフト角25°のいわゆる「飛び系アイアン」としては、妥当な飛距離。それでも、弾道の高さを考えればかなり効率よく飛距離を稼げていそうだな・・と思いました。

 

寛容性もとても高いです!そもそも安心感が高い面長フェースですが、クラブがかなりミスヒットを助けてくれました。ラージサイズと低重心、という特性をうまく生かして打点ブレに強くなっている印象

直進性も当然高い!ボールを曲げる必要がほとんどないアベレージのニーズを、しっかりと実現できていました。

総評

アベレージの強い味方となる「ラージサイズの飛び系」という要素は、しっかりと踏襲!その上で、伝統的なアイアンらしさを加味してきた欲張りなアイアンです。

「伝統的なアイアンらしさ」とは、シャープでカッコいい顔つきやスピンの入った弾道など。いずれも、高いレベルで実現できていました。

“欲張り”によって失ってしまった要素も、ほとんどなし。あらゆる項目で、高得点が与えられるアイアンとなっていました。

 

一点気になったのは、#7としてはシャフトがちょっと長いかな・・ということ。メーカー発表では、クラブ長さが38インチ。競合が予想されるブリヂストン222CB+アイアンでは、#5に相当するシャフト長でした。長いクラブが苦手という方は、この点は注意してもいいかなと思います。

 

面長の顔つきやシャフト長に違和感を感じなければ、ほぼ不満点のないアイアンです! 仕上げも高級感があって、所有感もとても満たされそう。個人的にも、購入候補に入ってきます!

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