ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド (2024) 高い直進性と飛距離性能が魅力!

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド

こんな方におすすめ!

  • 直進性高い強弾道で、飛距離性能を優先させたい!

総合評価 8.3点/10点満点

  • 飛距離性能 9点
  • 弾道の高さ 7.5点
  • 直進性 9点
  • 構えやすさ 8.5点
  • 打感、打音 7.5点
  • 寛容性 8点

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド (2024)を試打した感想は・・

  1. スピンを抑えた強弾道で、がっちり飛距離を稼げるFW!直進性も高い!
  2. FWでの飛距離性能を求めるアスリートゴルファーにお勧め!

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド (2023)

ヤマハゴルフの2023年アスリートモデルとして10月に発売が予定されているのが、RMX VD シリーズ

今回試打したのは、RMX VD フェアウェイウッドとなります! コンセプトは、「驚異の飛距離性能を実現したFWの第2世代」!

前作は残念ながら試打していませんが、飛距離性能をはじめとしてどのような性能を発揮するのか? 興味深く、試打してみました!

外観

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド

ソール前方には、高比重合金ウェイトを搭載

タイトリストTSRシリーズのFWやUTと似ていて、グッとボールを押し出してくれそうなウェイトです!

 

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド フェース

フェースはシャロ―ボールを高く持ち上げてくれそうだなと思いました。

フェース素材には反発性能の高いβチタンを採用! 飛距離性能とスピン性能の両立を実現しているとのことです。

 

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド ボディ

ボディは薄め!

 

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド 後方

後方からの眺め。

 

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド ネック

ネック部分の外観。カチャカチャ (ロフト角の可変機能)は、搭載されていませんでした。

 

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド クラウン

クラウンは、黒一色のカーボン調で鏡面仕上げ

投影面積はやや大き目で、個人的には「ちょうどいい」大きさだと思いました。

 

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド アドレス

アドレスしてみると、フェースの向きはターゲットに対してほぼスクエア

ヘッドの地面への座りも良好で、安定感は抜群でした。

しっかりとボールを拾って高弾道で飛ばしてくれそうなイメージが湧いてくる外観でした。

振り抜き感、打感・打音

ヤマハ RMX VD フェアウェイウッド シャフト

シャフトは純正のTENSEI TR f、フレックスはSRでした。

持ってみた重量感は、若干重めかな・・という印象。少なくとも軽量のFWではなく、アスリートモデルらしいしっかりとした重量感がありました。

素振りでは、シャフトのしなりは少な目。フレックスはSRでしたが、ヘッドの挙動をしっかりと制御してくれるシャフトでした。

 

打感は、弾き感の強い感触が印象的でした。ボールのつぶれ感は少なく、軽快に弾き飛ばすという打感。打音も、打感にマッチした「パシッ」という軽めの音でした。

打感、打音ともにアスリート向けFWとしては少し物足りないかも・・。それでもあくまで好みの問題かなという範囲の軽快さで、大きな問題はないと思いました。

弾道、寛容性、飛距離性能

試打クラブはロフト角18°の#5でした。

弾道は、スピンを抑えた中弾道ふけ上がることなくグイグイと進んでいく軌道が印象に残りました。

#5のFWながら、飛距離を稼ぐことがメインの飛び様。グリーンを狙うにはちょっと厳しいかな・・・という程の強い弾道でした。

 

直進性能が非常に高く、狙った方向にズドンと突き進んでいく球筋が印象的でした。

とはいっても、オートマチックにやさしく打てるという雰囲気ではなかったです。ゴルファーによる積極的なクラブへの働きかけで、クラブの性能が発揮されそうだなと感じました。

決して難しいクラブではありませんが、クラブ自体が「導いてくれる」という感じではないというか・・。そういった意味では、アスリートモデルに相応しい「歯ごたえ」があるFWだなと思いました。

 

ミスヒットに対する寛容性は、そこそこといった印象。特別にミスに強いという感じはなかったです。

それでも、アスリートゴルファーであれば十分とも言える寛容性は備えていました

 

飛距離性能は、高いです!HS 40m/sの筆者でキャリー180ヤード前後、トータルで190~200ヤード。個人的には、とても満足できる飛距離性能でした。

総評

まず印象に残ったのは、強弾道での素晴らしい飛距離性能スピン量を抑えた中弾道での力強い飛び様が、印象的でした!

個人的にはちょっと“飛び”に振り過ぎかな・・とも感じました。それでも割り切ってしまえば、これもありかも!

直進性の高さも魅力的で、実戦で使い勝手のよい出来になっていると思いました。

 

対象は、FWでの飛距離性能を求める中上級者!女子プロの仕様率も高いとの噂もあり、FWでしっかりと飛距離を稼ぎたい方にはうってつけのクラブです!

一方、基本的にはアスリート向けのFWですので、アベレージにはちょっと厳しいかなとも思いました。

 

「飛距離性能重視」と書きましたが、パワーと技術のあるゴルファーであればもう少し違った弾道になるかも。また、シャフトによっても異なった魅力を引き出せそう。

正直、同シリーズのドライバー (VD/RやVD/M)が個人的には合わなかったのに対しこのFWはとても好印象でした!高性能かつ懐の広そうな、間違いなく秀作と言えるFWです!

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