222CB+ アイアンを試打してみた感想は・・
- 切れ味鋭いアイアンショットが打てる!
- ミスヒットへの寛容性が高い!
- 安定した距離感!弾道も高く、左右へのばらつきも少ない!
- やさしさがプラスされた軟鉄鍛造アイアン!中~上級のゴルファーが対象!
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※ これまでのゴルフクラブの試打評価は、こちら。
ブリヂストン 222CB+ アイアン
2022年9月にブリヂストンから、3種類のアイアン (マッスル1モデル、キャビティ2モデル)の発売が開始!
今回試打した222CB+は、「やさしさをプラス」したセミラージサイズの軟鉄鍛造キャビティアイアン。「大きさ、許容性をプラス」とのことで、ツアーモデルながら高い寛容性が期待できます!
メーカの意図した「やさしさ」は実現できているか? 軟鉄鍛造モデルとのことで、打感はどうか? アベレージゴルファーの目線で試打してみました。
外観
バックフェース。すっきりとした外観で、デザインもかっこいい!
ポケットキャビティ部分。「デュアルワイドポケット」によって、軽量化を達成。低重心化とヘッドの大型化に貢献しています。
ソール幅は広め!「面の取り方」が複雑で、抜けがよさそうな印象でした。
フェース面。ヘッド素材は、軟鉄 (S20C)鍛造です。
トップブレードは、適度な厚みがあります。低重心が強調されている横顔でした。
目に飛び込んできたのは、シャープなトップブレードと面長 (おもなが)の顔。トップブレードが薄く見えて切れ味の良さをイメージできる一方、面長 (おもなが)の顔は安心感を与えてくれました。
シャープさと安心感が同居するという、絶妙な顔つき!ターゲットに向けて構えやすく、グッドイメージが湧いてくる外観でした!
振り抜き感、打感・打音
シャフトは純正のMCI B70 シャフト (カーボン)、フレックスはSでした。
クラブ全体の重量感は軽め!ヘッド自体が軽く、ヘッドとシャフトのバランスは良好でした。
ワッグルでは、シャフトはしっかり目。カーボンながら、よほどのパワーヒッターでない限り問題なさそうだなと思いました。
打ってみて感じたのは、手ごたえと弾き感の絶妙なバランス!クラシックな軟鉄鍛造の打感とは、やや違うかな・・それでも、すっきりとした打感でとても好印象でした。
打音は「カシュ」という控えめの乾いた音で、大きな問題はなかったです。
球の上がりやすさ、寛容性
試打クラブはロフト角31°の#7でした。打ってみると、打ち出し角が高い!弾道は、適度にスピンが入って高さも十分に確保されていました。着弾でのランディングアングルも問題なさそうな球筋! いわゆる、「アイアンらしい」弾道となっていました。
ミスヒットへの寛容性は高いです。ある程度の左右打点ブレは、問題なし。また、フェース下部のミスヒットに特に強かったのが印象的でした!
わずかではありますが、操作性も加味されていました。それでも、敏感に反応するということはなかったです。基本的には高い直進性をベースとして、フェードやドローも作っていけるという弾道でした。
飛距離は、ヘッドスピード40 m/s前後の筆者でキャリー140~150ヤード。ロフト角31°の#7としては、適正な距離! 縦の距離感もまとまっており、総じて安定した弾道でした。
総評
まとまった距離感、左右へのばらつきの少なさ、安定した弾道の高さといった点で、とても実戦的なアイアンだなと思いました。打感、打音もすばらしかったです。ソールの抜け感も素晴らしい!切れ味鋭いアイアンショット!を、たっぷりと味わうことができました
あえて気にする人がいるかもしれないな・・と思ったのが、面長 (おもなが)のフェース。この手のアイアンを選ぶゴルファーの中には、少し違和感を感じる方もいるかもしれません。購入を考えている方は、是非一度手に取ってじっくりと見てほしいです。
対象は、やさしさが加わった軟鉄鍛造アイアンを求める中~上級のゴルファー!寛容性もかなり高いので、アベレージでも十分に検討できるアイアンだと思います。軟鉄鍛造の気持ちいい打感、切れ味鋭いショットと魅力満載のアイアンです!気になる方は、是非一度試打してみてください!