タイトリストT200 アイアンを試打してきました!
試打クラブスペック:#7 (ロフト角31°) シャフト:N.S.PRO 880AMC
スコア平均90台のへっぽこゴルファーの試打感想ですので、ご配慮の上お読みください (笑)。
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※ タイトリストのクラブ試打評価は、こちら。
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タイトリストT200 アイアン (2021)
外観
全体的な外観の印象はややコンパクト。ソールは程よい厚みで安心感があります。
トップブレードはT100Sほど薄くはないです。やや厚みはありますが、野暮ったくはない。絶妙なバランスですね。
構えるとターゲット方向に対してまっすぐにフェースが向きます。総じてかっこいいアイアンだと思います。
打感・打音
ダウンスイングでは適度なしなりを感じました。私のヘッドスピード (ドライバーで40m/s前後)で7-8割のパワーで振っても、振り抜き感はとてもよかったです。軽量シャフトでスイングはしやすいです。ただ、ヘッドの「重み」は強く感じられました。
打感は軟鉄鍛造に比較するとやや固い印象でした。カシュっという打音ともに弾き感のある打感で、個人的にはとても気持ちよかったです。
球の上がりやすさ
球はめっちゃ上がります。びっくりした (笑)。打った瞬間に、ロケット発射のように (笑)高く打ち出します。ふけ上がっているのではなく、そのままターゲットに向かっていく感じ。
距離も私のヘッドスピードで130-140ヤードくらい出ていました。かなり新鮮な (笑)弾道でした。これがクラブの進化というものでしょうか・・。
識者はPGA tourの硬いグリーンで着弾するのに必要な高さ云々と説明していたような気がします。個人的にはこの球の上がりやすさはアマチュアゴルファーにもとても恩恵が大きいと思います。
シャフトも影響しているかなと思いました。880AMCというシャフトはあまり聞いたことはないのですが、打った感じとしては適度なしなりのある軽量シャフトで、しっかりとボールを上げてくれる印象でした。
寛容性
寛容性はある程度はあると思います。一緒に試打したT100Sアイアンよりはずっと寛容性は高く、多少芯を外してもそれなりの弾道を作ってくれます。
また強く感じたのが、操作性よりは直進性重視という性格。私はインテンショナルに曲げることはあまりしないので、この直進性はとてもありがたいです。
手打ちになると全くダメでした。ペチッというマッスルバックでよく出るあの打球も、手打ちになると出現します (笑)。
そういう意味ではやはりアスリート向けアイアンであることは間違いないでしょう。体幹を使ったそれなりのスイングやある程度のヘッドスピードは求められると思います。
総評
対象となるユーザーは寛容性も欲しいアスリートがメインでしょうか。私が言うのなんですが、80前後のスコアをコンスタントに出せてスイングが安定しているアスリートゴルファーがど真ん中ではないでしょうか。そういう意味では、私 (アベレージスコア90台)にはオーバースペックかなぁと思います。
でも、弾道の高さ、直進性についてはとても魅力的に感じました。コースで使える自信はあまりありませんが・・。まあ好きなクラブを使ってエンジョイするのが私の目的ですので (笑)、もう少し検討してみます。