2022年7月22日に発売予定のプロギア RS ドライバー を試打してきました!
プロギア RS ドライバー (2022)を試打した感想は・・
- 高初速+低スピンの力強い弾道!驚きの飛距離性能!
- 吸い付くようなやわらかい打感!
- 多くの日本人ゴルファーにとって扱いやすい重量感が秀逸!
- アスリートゴルファーが対象!アベレージにもお勧め!
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※ プロギアのクラブ試打評価は、こちら。
※ これまでのゴルフクラブの試打評価は、こちら。
プロギア RS ドライバー (2022) PRGR RS DRIVER
プロギアから2022年モデルとして発売されたのが、RS JUST シリーズ!
コンセプトは、「驚初速で、ぶっちぎれ」。
「初速への執拗なこだわり」「精緻な4点集中フェース」「適度な低スピンで飛ばす」とのことで、高初速+低スピンを意識したシリーズとなっています。
アスリートゴルファーを対象としたシリーズであることは間違いなく、ヘッドスピード40m/s以上のゴルファーの飛距離を伸ばすことを主眼としているようです。
ドライバーとしては3モデルがラインナップされており、今回試打したのは中間モデルの「RS ドライバー」となります。
メーカーの意図した高初速、低スピンは実現できていそうか?飛距離性能は?
アスリートゴルファーという自覚はない筆者ですが (汗)、ヘッドスピード40m/s前後のアベレージゴルファー代表として試打してみました。
試打クラブスペック ロフト角:10.5° シャフト:Diamana FOR PRGR “BLACK” (純正シャフト) フレックスSR
40歳台後半のアラフィフ、平均スコア90台のアマチュアゴルファーの試打評価、感想です。
外観
ソールのデザインは、シンプル!オレンジ色のブーメランがアクセントになっていますね。
ソール後方には”8″と印字してある、8グラムのウェイトが確認できます。
このウェイトは、別売りのウェイト (2~12グラム)との交換が可能とのことです。
フェース面。
印象としては、ディープすぎず程よい厚みといったところ。
メーカーの説明では「フェースセンター」「重心点」「最大たわみ店」「最高CT点」の4点を集中させて、打つエリアと最大出力エリアを重ね合わせたとのこと。
細かい技術は難しくてよく分かりませんが (汗)、この4点集中フェースによって驚初速が実現されて、飛距離アップが図られているそうです。
横方向からの眺め。
低重心を意識したボディーだと思います。
後方からの眺め
ネック部分。
ロフト可変機能がついていて、-1°の調整が可能とのことです。
地面に置くと、フェースの向きはターゲット方向にほぼ垂直でした。
投影面積は大きすぎず小さすぎず。絶妙な大きさでした。
クラウンは黒一色の鏡面仕上げ。写真でも確認できますが、結構反射がきつい・・。
かなりまぶしくて、個人的にはここはできれば改善してほしいところ。
ただ、ヘッドの座りもよく、全体的な印象としては安心感の高い外観でした。
振り抜き感、打感・打音
シャフトは純正のDiamana FOR PRGR “BLACK”で、フレックスはSRでした。
手に取ってみた第一印象は、とても扱いやすそうな重量感だなということ。
外国ブランドには重すぎて日本人にはちょっと厳しいな・・というモデルも散見されますが、このドライバーはさすがプロギア製といったところ。
重すぎず軽すぎず、日本人男性にドンピシャでマッチしそうな重量感だな・・と思いました。
ワッグルしてみると、シャフトのしなりは結構大きい印象。
アスリートゴルファーには、ちょっと物足りなさそうだな・・と思いました。
素振りをしてみてもしなりが大きくて、どちらかというと頼りなさが気になってしまいました。
個人的には、よほどパワーのないゴルファーでない限り純正シャフトであればフレックスSの方がよさそうだなと思いました。
打感は、とにかくやわらかい!
弾き感はかなり少な目で、フェースでのボールの「つぶれ感」がしっかりと感じられました。
打音は「パシッ」という控えめな乾いた音で、打感と良くマッチしていました。
総じて、打感と打音は好印象。
特に、この「やわらかい」打感はちょと病みつきになりそうだな・・と思いました。
弾道、寛容性
初速はメーカーの狙いどおり、かなり高初速になっていると思いました。
また、低スピンもかなり実現できていました。とにかくふけ上がることなく、ドンっと力強い棒玉!。
ランもかなり出ていそうで、私でキャリー210ヤード程度、ランも合わせるとトータル230~240ヤードくらいといった印象でした (およそ10~20ヤードのアップ!)。
中間モデルとのことでしたが、ややつかまりが意識されている弾道だと思いました。
極端につかまりすぎることはありませんでしたが、左方向へのミスが若干気にはなりました。
寛容性は、とても高いです!
ヒットポイントを確認していないので正確には分かりませんが、かなり芯が広そうだな・・という印象でした。
多少のセンターオフヒットでも打感がほとんど変わらず、打球もとても安定していました。
また、直進性もとても高かった!
球が左右に曲がってばらつくことは、ほとんどありませんでした。
総評
まず感じたのは、「驚初速で、ぶっちぎれ」のうたい文句は間違いない!ということ。
高初速に低スピンが加わって、「ぶっちぎる」打球が実現できていました!
飛距離性能も間違いなく高い! 弾道も安定していて、気持ちよく打つことができました。
また吸い付くような打感がすばらしく、何球でも打っていたくなるようなとても心地よい打感でした!
個人的に気になったのは、純正シャフトがやや頼りなかったところ。
高いヘッド性能に対し、純正シャフトがやや「負けて」しまっている印象でした。
購入を考える方には、振りきれる範囲でのしっかりとしたシャフトがお勧めです!
対象は中級~上級のアスリートゴルファーが中心だと思いますが、アベレージゴルファーでも問題なさそうです。
メーカーはヘッドスピード40m/s以上のゴルファーを対象にしているようですが、37~38m/sくらいまでは十分に扱えそうでした。
手に取ってみた印象もいかにも日本人が使いやすそうな重量感で、国産モデルとして完成度の高いドライバーだなと思いました。
外国ブランドに決して負けていないドライバーです!
ジャパンブランドの逆襲!といってもいいくらい、結構衝撃的でした!
幅広いゴルファーにお勧めできる、素晴らしいドライバーです!
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