プロギア RS D ドライバー (2022) 試打評価 安定した弾道で実戦向き!

プロギア RS D ドライバー (2022)を試打した感想は・・

  1. 弾道の「安定感」が素晴らしい!
  2. 高い寛容性!実戦ではとにかく「生き残ってくれる」ドライバー!
  3. オートマチックに飛ばしてくれるドライバー!アベレージゴルファーにお勧め!

プロギア RS D ドライバー (2022)

プロギアから2022年モデルとして発売されたのが、RS JUST シリーズ! コンセプトは「驚初速で、ぶっちぎれ」。詳細については、RS JUST シリーズのホームページでご確認ください!

 

RS JUST シリーズは3機種のドライバーがラインナップされていますが、今回のRS D ドライバーはいわゆる”ドロー”モデルとなります。「驚初速、ハイドローで攻める」「しっかりつかまえて、高弾道で飛ばす」とのことで、3機種の中で最もやさしいモデルという位置づけになりそうです。

 

メーカーの意図した、つかまりの良さや高弾道は実現できていたか? アベレージゴルファーの目線で試打してみました。

外観

RS D ドライバー (2022) ソール

ソールの外観としては、かなり”大きい”という印象。黄色のブーメランが、RS やRS F ドライバーと比較するとかなり後方まで伸びています。

ソール後方の8グラムのウェイトは、RSやRS F ドライバーよりもさらに後方に位置していました。

プロギア RS ドライバー (2022) 試打評価 驚初速+低スピンでぶっちぎる!

プロギア RS F ドライバー (2022) 試打評価 安定感抜群のフェードモデル!

 

RS D ドライバー (2022) フェース

フェース面。若干シャロ―かな、という印象でした。

RS JUST シリーズの特徴である「4点集中フェース」で驚初速を実現し、飛距離アップが図られているとのこと。

 

RS D ドライバー (2022) ボディー

横方向からの眺め。シャロ―なボディーで、後方へのストレッチが大きかったです。

 

RS D ドライバー (2022) 後方

後方からの眺め。この位置から8グラムウェイトが確認できるのが、他の2機種との最大の違いです。

 

RS D ドライバー (2022) ネック

ネック部分。ロフト可変機能がついていて、-1°の調整が可能となっています。

 

RS D ドライバー (2022) クラウン

地面に置くと、フェースはターゲット方向よりもやや左を向くいわゆる「つかまり」顔でした。

クラウンは黒一色の鏡面仕上げで、やっぱり光の反射が少しまぶしい・・

投影面積は、かなり大きい!オートマチック感満載の顔つきで、安心感はとても高かったです!

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振り抜き感、打感・打音

シャフトは純正のDiamana FOR PRGR “SILVER” で、フレックスはSRでした。「全体がしなり、走り感、つかまり感のあるシャフト」とのメーカー説明です。

RS D ドライバー (2022) シャフト

全体的な重量感はRSやRS Fよりも若干軽く、どちらかというと非力なゴルファーを意識してそうだな・・と思いました。

ワッグルではシャフトのしなりが結構大きくて、個人的にはやや頼りないかなという印象。素振りをしてみても、ダウンスイングの途中でしなりをはっきりと感じることができました。

 

打感の第一印象は、やわらかさと弾き感の混在。フェースセンターではボールがつぶれるような「やわらかみ」を感じる一方、センターから外れると弾き感が出るという打感でした。どちらの打感も、手に残る感触は悪くはなかったです。

打音は、どちらかというとやわらかい打感に合わせた音。「パシッ」という乾いた音で、耳障りはとてもよかったです。

弾道、寛容性

試打クラブはロフト角10.5°のモデルでした。

弾道は、メーカーの狙いどおり「つかまり」を意識したもの。打ち出しからやや左方向に出て、落ち際に少しだけドロー気味になるという弾道でした。

 

操作性はほとんどなく、ヘッドが勝手にスイング軌道を作ってくれる、そんなオートマチックさが印象的でした。丁寧にボールを当てることだけ意識していれば、あとは自動的に仕事をしてくれるドライバーだなと思いました。

 

弾道の高さは、予想していたものより低かったです。10.5°のロフト角で「高弾道で飛ばす」という商品コンセプトのドライバーとしては、弾道の高さは物足りないかなと思いました。

どちらかというと、低スピンが強調されている弾道。この商品コンセプトであれば、もう少しスピン量を上げて高弾道にした方がよさそうだな・・と思いました。

 

寛容性はかなり高いと思いました。センターからかなり外れても、それなりの弾道を作ってくれる懐の広さがありました。とにかくフェースのどこかに当ててやれば高確率で生き残ってくれる、そんなやさしさがありました。

 

飛距離性能は、正直に言うと物足りなかったです。キャリーで180~190ヤード、ランも合わせるとトータルで200~210ヤードといったところでした。

総評

打ちながら感じたのは、飛距離性能を多少犠牲にしてでも弾道の安定感を優先したのかなということ。

「ドライバーショットはとにかく生き残ればOK」というコンセプトのドライバー。この考え方はアベレージゴルファーにとってはとても大切ですので、とにかく実戦向きのドライバーだな・・と思いました。

 

主な対象は、100切り前後のアベレージゴルファーだと思います。ヘッドスピードはできれば35m/s以上は必要かと思いますが、40m/sを超えるとややシャフトが不安定かな・・と思いました。

 

今回のRS JUST シリーズ ドライバー3機種を打って強く印象に残ったのは、それぞれの立ち位置がとても明確であったことでした。外観に大きな違いはないですが、打ってみると全く違うシリーズのドライバーか?という程、個性が際立っていました。

一方、3機種に共通しているのは、どのクラブも日本人を意識したものになっているということ。この点は、外国ブランドに比べると大きなアドバンテージ!

外国ブランドのドライバーはやや大振りで重くて扱いづらいんだよな・・というゴルファーには、間違いなく「はまる」可能性があると思います!

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