タイトリストT300 アイアン (2021)を試打してきました!
試打クラブスペック シャフト:N.S.PRO 105T #7 (ロフト角29°)
スコア平均90台のへっぽこゴルファーの試打感想ですので、ご配慮の上お読みください (笑)。
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タイトリストT300アイアン (2021) 試打評価/感想
外観
T100SやT200に比較するとかなり大きいです。ソールも分厚いし、トップブレードもボテッとした印象。Mizuno JPX921 Hot Metalに近い感じだけど、もう少し大きく見えます。
飛び系アインとしての安心感はあります。でも、もう少しだけシャープだといいのにな・・と思いました。見た目重視より完全に結果を重視しているアイアンですね。
打感・打音
ダウンスイングではあまりしなりは感じなかった。N.S.PRO 105Tはオリジナルシャフトらしいですが、少しずっしりとした重さも感じます。個人的にはやや扱いづらいと思いました。このアイアンであれば8801AMCか、カーボンシャフト (3D055)がいいのではないかと思いました。
打感は固いです。金属的な硬さって言っていいのではないでしょうか。打音もカチンという音。
飛び系アイアンだからしょうがないのかもしれません。でも飛び系でもSIM2 MAXアイアンとかは結構、打感がよかった記憶もありますので少し残念でした。
「打感でメシは食えない」という有名ゴルファーの名言もありますので (笑)、このあたりはあまり気にしなくてもいいかと思います。
球の上がりやすさ
球は上がります。でもT200とは少し違った印象。T200は打った瞬間から高く上がりましたが、T300は少し低く出てから上昇する印象でした。
飛び系アイアンということで、ロフト角の違いでこのようになるのだと思います。ランディング角とかスピン量とか、もちろん図っていないのでわかりませんが、この高さがあればそれなりにグリーンで止まるのではないかな~。
寛容性
寛容性はあります。当たり前ですがT100SやT200よりはずっとやさしいです。芯を外してもグッと球を持ち上げてくれるし、極端な曲がりもほとんど出ません。
まさにアベレージ向きのアイアンといった感じです。Mizuno JPX921 Hot Metalと同等かそれよりも優しい印象でした。
操作性はかなり少ないのではないでしょうか。直進性重視。アベレージゴルファーにはありがたいでしょう。
総評
対象となるユーザーはアベレージゴルファー。アスリートからはほぼ無視されるのではないでしょうか (笑)。
識者が「今回のTシリーズでは、T300だけ別物」と言っていましたが、その通りだと思います。
T100SとT200の間にはつながりを感じました。おそらく620MB/CBとT100、T100Sの間にもつながりがあるのでしょう。
でもT300は、T200からはかなり遠い印象です。飛び系アイアンとして全く独立したものとして考えれば、納得です。
このジャンルは他社の競合も多いので、私のようなアベレージゴルファーにとっては選択肢が多くありがたいです。
他社の競合アイアンをもう少し検討してみたいところです。ただ候補には入ってきます。寛容性がかなり高く実戦向きであることは間違いないので。
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