テーラーメイド ステルス ドライバー 試打評価 実戦で”結果”を残せる!

テーラーメイドの2022年モデルとして発売されているのが、ステルスシリーズ

かなり遅くなりましたが (汗)、ステルス ドライバーの評価および感想を書いてみます!

テーラーメイド ステルス ドライバーを試打してみた感想は・・

  1. 飛距離、直進性、寛容性といったドライバーに求められる性能が高いレベルで実現!
  2. 実戦で”結果”を残すことができる!
  3. つかまりに不安のない中上級者にお勧め!

 

テーラーメイド ステルス ドライバー TaylorMade STEALTH DRIVER

ステルスシリーズのドライバーの最大の特徴は、「カーボーンフェーステクノロジー」

詳細については、ステルスシリーズのホームページをご確認ください。

3モデル構成となっていて、今回のステルス ドライバーは「真ん中」の位置づけになっています。

 

メーカーが意図した「ボール初速や飛距離の向上」「高い直進性と寛容性」「心地よい打音」が実現できているかどうか?

アベレージゴルファーの目線で試打してみました!

 

試打クラブスペック ロフト角10.5° シャフト:Fujikura SPEEDER NX 60-S (カスタムシャフト)

40歳台後半、平均スコア90台、ヘッドスピード 40m/s前後のアマチュアゴルファーの評価および感想です。

 

外観

ステルス ドライバー ソール

テーラーメイドでお馴染みの、イナーシャ ジェネレーターが確認できます。

デザインはクールですね!

 

ステルス ドライバー フェース

フェース面。ステルスシリーズのドライバーに特徴的な“赤い”カーボンフェースです。

チタンフェースと比べて40%軽量化されており、面積を20%拡大して寛容性も強化しているとのことです。

 

ステルス ドライバー ボディー

横からの眺め。

ボディーはそこそこ肉厚!

 

ステルス ドライバー ネック

ネック付近の眺め。

STD LOFT (スタンダードロフト)で試打しました。

 

ステルス ドライバー クラウン

地面に置くと、写真ではやや分かりづらいですが若干の逃げ顔でした。

ヘッド自体はコンパクトで、固まり感が強い!

後方へのストレッチもあまり大きくなく、いわゆる「上級者向け」の顔つきでした。

クラウンは、つや消しのブラック一色で精悍な印象。

全体の印象としては、正直「手ごわさ」をイメージしてしまう外観でした。

テーラーメイド ステルス ドライバー TENSEI RED TM50 (2022年)

 

振り抜き感、打感・打音

装着されていたシャフトは、カスタムシャフトのSPEEDER NX 60-S!

SPEEDER NX 60 S

ワッグルでは「かなりしっかりとしているな」という印象。以前試打したSPEEDER NX 50-SRよりも、かなりハードな雰囲気でした。

素振りをしてみると、振り抜き感は若干しんどかったです。

シャフトの重量+フレックスが、かなり影響していると思いました。

純正シャフトであれば、もう少し違った印象かもしれません。

 

打感はカーボンフェースの新感覚かもしれませんが、「ボールのつぶれ感」と「弾き感」が中途半端に混在してしまっているなという印象でした。

爽快という感じはあまりなく、「曇った」打感でやや不満が残ってしまいました

 

打音は、「バシッ」という低温で乾いた節度のある音でした。

ただ、こちらも新素材の影響なのか、個人的にはやや不思議な音でした。

決して不快な音ではないです。ただ、悪い意味で「曇った」打感とマッチしてしまっているかな・・と思ってしまいました。

 

球の上がりやすさ、寛容性

弾道の特徴は、明らかに低スピンでかなり力強いです!

打ち出しから低めに出て、中弾道の棒玉で力強く飛んでいきます。

正直、球は上がりづらいです。キャリーでの距離は期待できないかも。

ただ、ランはかなり出ていました。いろいろなドライバーを試打してきましたが、ランに関してはこのドライバーが一番だなという印象でした。

 

直進性もかなり高いです。

「こすった」かな・・という当たりでも、ほとんど曲がりませんでした。

フェースがボールをガチっととらえてまっすぐ飛ばしてくれる、そんな印象でした。

 

寛容性もかなり高いと思いました。

芯を外しても、かなり助けてくれます。大けがになるような打球はほとんどなく、終始安定していました。

 

つかまりに関しては、やや物足りなかったのが正直な印象。

右へ逃げていく打球が、ちらほらありました。

見た目同様で、やや上級者向けのドライバーといったつかまりでした。

 

飛距離性能もかなり高いです!

キャリーでの飛距離は物足りませんでしたが、ランがすごい!

総飛距離は220ヤードは超えていて、所有しているドライバーより20ヤード以上は間違いなくアップしていました。

 

総評

一言でいえば、“結果”を残せる実践的なドライバーだなと思いました。

飛距離、直進性、寛容性といったドライバーに求められる要素は、かなり高いレベルで実現できていました。

つかまりに不安のない中上級者が思い切って叩いてけば好結果を残せる、というドライバーであることは間違いないです。

 

個人的には、打感と打音にやや不満が残りました。

ステルスプラスドライバーでは、打感も打音もとても感動したんだけどなぁ・・。

プラスドライバーで感じたボールの食いつき感やめり込み感が、このステルスドライバーでは控え目でちょっと残念でした。

 

対象は中上級者がメインだと思います。

ある程度のヘッドスピードも求められそう。最低、42m/s以上は欲しいのではないでしょうか?

アベレージゴルファーでも全く扱えないということはありませんが、つかまりに不安があるゴルファーには厳しそうです。

 

打感や打音といった”官能性”については、やや厳しめの感想となってしまいました。

ただ、「結果」を残せるとても素晴らしいドライバーであることは間違いありません!

今後、テーラーメイドがこの「カーボンフェーステクノロジー」をどのように進化させていくのか、とても楽しみです!

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テーラーメイド ステルス ドライバー TENSEI RED TM50 (2022年)

 

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