ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II アイアン 操作性に長けた上級者向けアイアン!

ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II アイアン

 

ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II アイアン DUNLOP SRIXON ZX7 Mk II IRONS

こんな方におすすめ!

  • 操作性重視のアイアンを使って、意図どおりに弾道を打ち分けたい
  • マッスルバックに匹敵するコンパクトな外観や乾いた打感が好み

総合評価 8.3点/10点満点

  • 操作性 9.5点/10点満点
  • 弾道の高さ 8.5点/10点満点
  • 構えやすさ 8.5点/10点満点
  • 打感、打音 9.5点/10点満点
  • 飛距離性能 7点/10点満点
  • 寛容性 6.5点/10点満点

ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II アイアンを試打した感想は・・

  1. 高い操作性や乾いた打感、スピンの利いた弾道など、上級者好みの味付けが過不足なく盛り込まれたアイアン!
  2. 安定した弾道をベースにしつつ、フェードやドロー、高さの打ち分けも入れることができる!
  3. 弾道コントロールに長けた上級ゴルファーに、ぜひ使ってもらいたい!

 

ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II アイアンとは?

2022年に発売開始となっているZX Mk II シリーズのアイアンは、3モデル体制

今回試打したスリクソン ZX7 Mk II アイアンは、いわゆる「トップ」モデルという位置づけになります。

商品コンセプトは、「スリクソン史上最高の打感を実現する「PUREFRAME」」「シビアな要求にこたえるシャープなフォルムに、操作性とスピンコントロール性能を実現」!

上級者モデルらしく、打感やシャープな形状、操作性とスピンコントロールにこだわっているとのことで、こういった点に注目しながら試打してみました。

 

外観

スリクソン ZX7 MkII アイアン バックフェース

以前試打したZX5 Mk IIアイアンと比較すると、バックフェースはややすっきりしている印象です。

キャビティ部分を80%厚肉化することによって、ソフトで吸い付くような打感を実現しているとのこと。

 

スリクソン ZX7 MkII アイアン ソール

ソールには、ZX Mk II シリーズのアイアンに共通の「TOUR V.T. SOLE」が搭載されていました。

あらゆるライでの、振り抜けの良さを実現しているとのことです。

 

スリクソン ZX7 MkII アイアン フェース

フェース面。

ややトゥが立っている印象ですが、違和感のない形状だと思いました。

 

スリクソン ZX7 MkII アイアン ボディ

横方向からの眺め。

ZX5 Mk II アイアンをさらにスリムにしたボディで、マッスルバックに近い形状だと思いました。

重心が高そうで、いかにも操作性が高そう!

 

スリクソン ZX7 MkII アイアン ネック

ネック部分の外観。

 

スリクソン ZX7 MkII アイアン トップブレード

フェースの大きさはコンパクト!

トップブレードは極端に薄くないものの、グースのないストレートネックで、いかにも上級者アイアン!といった外観でした。

 

アドレス

アドレスしてみると、フェースの向きはターゲットに対してほぼニュートラル

ヘッドの地面への座りは良好で、とても構えやすいアイアンだな・・と思いました。

コンパクトなヘッドでボールを操っていくという雰囲気が、バシバシ伝わってくる外観!

 

振り抜き感、打感・打音

シャフトは、純正スチールとなるダイナミックゴールド DST シャフト、フレックスはS200でした。

スリクソン ZX7 MkII アイアン シャフト

全体的な重量感は、しっかりと重め!

さすがダイナミックゴールド!といった雰囲気の重量感でしたが、扱える範囲のぎりぎりの重さかな・・という印象でした。

スイングしてみると、ダイナミックゴールドらしい「粘り感」をほんの少しだけ感じることができました。

基本的にはシャキッとした振り抜き感で、「軽快」とまでは言えないものの、気持ちよく振り抜くことができました。

 

打ってみて感じたのは、上級モデルらしいしっかりとした手ごたえのある打感

ボールの芯を打ち抜くようなガツンとした手ごたえが、とても印象的でした。

同時に、ボールがフェース上でつぶれるような「やらかい」打感も感じられ、メーカーの意図した上級者向けの打感が高いレベルで実現できていると思いました。

打音は、「カシッ」という乾いた音!

いかにも「軟鉄一枚モノ!」といった雰囲気の打音で、こちらも好印象でした。

 

弾道、寛容性、飛距離性能

試打クラブは、ロフト角32°の#7アイアンでした。

上級者向けモデルらしい、いわゆる「寝ている」アイアンと言っていいと思います。

打ち出しからロフト角なりに高く打ち出し、やや棒玉状に進んでいく弾道となっていました。

「スピンがしっかりと入ってめくれるような弾道」が本来の性能だと思いますが、正直私レベルではこのようは球筋は作ることができませんでした・・。

 

メーカーが意図しているような、操作性の高さはしっかりと感じられました

クラブが勝手にスイングを規定してしまうようなオートマチック感は、ほとんどなし。

打ち手の意図がしっかりと弾道に伝わる操作性はありつつ、極端に敏感すぎることはなかったです。

安定した弾道をベースにしつつ、フェードやドローの打ち分けや、弾道の高さの打ち分けもしっかり入っている印象でした。

 

寛容性は、そこそこかな・・という印象。

ミスヒットにはやや厳しめで、さすが最上級モデルといった印象

間違いなく、相応の正確なスイングが必要とされるモデルだな・・と思いました。

 

飛距離性能は、そこそこといった感じ。

位置づけとして決して飛距離を追求するモデルではなく、実際にその通りだと思いました。

ドライバーヘッドスピード40m/s前後の私で、キャリー140ヤード前後、トータルで150ヤード前後といったところでした。

 

総評

コンパクトな外観、操作性の高さ、上級モデルらしい弾道、乾いた打感といったいずれも上級者が好む味付けが、過不足なく表現されている素晴らしいアイアンだな・・というのが正直な感想でした。

個人的には、ほぼ軟鉄マッスルバックに匹敵する作りになっていて、間違いなく打ち手を選ぶアイアンだと思いました。

 

特に印象に残ったのが、打感の気持ちよさ!

しっかりとした手ごたえを感じる打感ながら、乾き気味のパリッとした印象もあり、「カシッ」いう乾いた音とともに気持ちよく打ち続けることができました。

 

対象となるのは、間違いなく上級者だと思います。

マッスルバックを普段から使うような操作性を求める上級者がメインユーザーになると思いますし、ある程度のヘッドスピードも必要だと思いました。

 

正直、私のパワーと技術では、このアイアンの性能をフルに引き出せたかどうかは疑問が残ります。

それでも、操作性の高さや素晴らしい打感は、私ベルでもしっかりと感じられました。

弾道をコントロールすることに長けている上級ゴルファーには、是非使ってもらいたいアイアンです!

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