テーラーメイド P790 アイアン (2021)を試打してきました!
試打クラブスペック シャフト:N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 フレックスS #7 (ロフト角30.5°)
スコア平均90台のへっぽこゴルファーの試打感想です。ご配慮の上、お読みください (笑)。
テーラーメイド P790アイアン (2021)
外観
上から眺めると、結構コンパクトです。印象としては、Titleist T200アイアンより小ぶりに見えました。
バックフェイスはかっこいい。ソールはそれなりに厚みがあります。貫通型スピードポケットもあって安心感もありました。
ただ、ネックからフェースにかけて、野暮ったく見える(失礼!)のが 気になりました。おそらく、フェースがそれなりにコンパクトなのに、ネックからトップブレードが厚ぼったく見えてしまうのが原因かと。正直、外観に関しては、個人的にはいい印象が持てませんでした。
打ってみた印象
シャフトはモーダス105。個人的に苦手なシャフトで、このアイアンで打ってみても、やっぱり苦手でした。軽いんだけど、しなりがあまり感じられない。このシャフトを生かそうと思ったら、それなりのヘッドスピードは必要かと思います。ドライバーヘッドスピードが40 m/s前後の私にとってはやはりきつい。
打感は、悪くないけど、期待していたものとは違いました。以前に試打したSIM 2 MAXアイアンは気持ちいい打感で、同じTaylorMadeのアイアンだから、と期待していましたが、ちょっと違ったかな。
SIM 2 MAXアイアンは、はじき感のある軽やかな打感でしたが、P790アイアンは結構硬い打感でした。硬い打感も嫌いではないですが、ちょっと硬すぎるかな・・。見た目のコンパクトさからは軟らかめの打感を期待していたので、そのギャップに少しびっくりしました。
打音は乾いた、気持ちいい音でした。はじき感のあるパシュっという音。この打音も固い打感とはあまり結びつかず、やや違和感を感じました。
球の上がりやすさ、寛容性
球はそれなりに上がると思います。ただ、やっぱり、モーダス105のためか、シャフトのしなりに助けてもらう印象はなく、どうしても力んでしまいました。
外観がコンパクトだったので操作性重視かな・・と思っていましたが、打ってみると直進性が高いと感じました。
個人的には、左右、高低のバラツキも少なく、安定性は高いと感じました。飛距離も、私のヘッドスピードで130ヤード前後、大きなばらつきもありませんでした。
芯を外しても安定した弾道を作ってくれます。アマチュアゴルファーには、頼もしいアイアンだと思います。
総評
対象となるユーザーは、寛容性を求めるアスリートゴルファーがメインと思います。タイトリストT200アイアンと似ているな・・・と思いました。
操作性についてはあまり高くないと考えますが、あったとしても極端なばらつきにはならないのではないでしょうか。色々な方の試打感想を読んでも高評価でしたが、納得できました。
ただ、個人的には外観と打感がマイナス点でした。どうしても、コンパクトなアイアンなのに、ネックからトップブレードの野暮ったさが気になってしまいました。
私であれば、T200を選択すると考えます。でも、識者の評価はP790の方が高い印象ですし、もうこの辺に関しては好みの問題になると思います。
テクノロジーも感じられますし、いいアイアンであるのは間違いないです!
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