こんな方におすすめ!
- 扱いやすさと、ぶっ飛び性能を備えたフェードモデルドライバーが欲しい!
総合評価:良 (7.7点/10点満点)
- 扱いやすさ:良
- 打感・打音:良
- 弾道の強さ:優
- 直進性:良
- 寛容性:良
- 飛距離性能:優
試打した感想は・・
- 扱いやすさを備えたフェードモデルドライバー!
- 上級者が、左を気にせず思い切って叩ける!飛距離性能も秀逸!
プロギア RS Xシリーズ RS F ドライバー
2024年7月12日に発売が予定されているのが、プロギアのRS Xシリーズ!
今回試打したのは、フェードモデルとなるRS F ドライバーとなります。
前作のRS F ドライバー (2022)は、抜群の安定感でぶっ飛ばせるフェードモデルドライバーでした。
2年ぶりのモデルチェンジで、どのように進化したのか?興味深く試打してみました。
外観
やや前方めに配置されたウェイトからは、「ぶっ飛び」の雰囲気が感じられました。
フェースは分厚い!
塊感が強く、いかにも上級者向け!といった横顔でした。
後方からの眺め。
ネックには、ロフト角調整機能が搭載されていました。
投影面積は、コンパクト!
ゴツンとした塊感もあり、男らしさが感じられる「良顔」でした。
アドレスしてみると、フェースの向きはターゲットに対して右を向く「逃げ顔」。
フェードモデルらしさが強調されていて、「上級者が思い切り、叩いていけそうだな・・」という雰囲気でした。
扱いやすさ:良 (7.5点/10点満点)
シャフトは純正のTOUR AD for PRGR、フレックスはSでした。
手に取ってみての重量感は、適正~少し重たいかな・・ (総重量は310g)。
シャフトの硬さは、そこそこしっかり目。とはいえ、ガチガチという感じではなかったです。
この手の上級者向けドライバーとしては、“程よい”扱いやすさだなという印象でした。
打感・打音:良 (7.0点/10点満点)
打感は、硬い!バチンと弾くような感触で、好みが分かれるかもしれません。
打音は、「ビチィ」という高めの音。飛びを感じる、力強い音でした。
弾道の強さ:優 (8.0点/10点満点)
試打クラブは、ロフト角10.0°のモデルでした。
弾道は、強い! スピン量は4,000rpmと高めでしたが、決してふけ上がるような弾道ではなかったです。
キャリーで稼いで、ランもしっかりと出るような、力強い弾道でした。
直進性:良 (7.5点/10点満点)
フェードモデルらしく、基本的にはつかまりは抑えめ。
普通に打つとナチュラルフェードがかかり、少し大きめにつかまえに行ってニュートラル、といった弾道でした。
打ち手の意思に反応する操作性が、残されていたのも印象的。
オートマチックにまっすぐ飛ばしたい方には、ちょっと厳しいかもしれません。
寛容性:良 (7.5点/10点満点)
特別ミスヒットに強い、というモデルではないです。
トゥに当たると、当たり負けして右に抜けてしまう打球も散見されました。
ただ、ヒールヒットでのカバー力は優れていました。飛距離もほとんどロスせず、この点については素晴らしかったです。
飛距離性能:優 (8.5点/10点満点)
飛距離性能は、素晴らしいです。
上級者モデルらしく、寛容性を犠牲にして「飛ばし」に注力しているな・・といった印象。
ミート率は、1.4台後半を連発していました。
総評:良 (7.7点/10点満点)
国産モデルらしい扱いやすさを備えた、フェードモデルドライバーです。
上級者が、左を気にせず思い切って叩いていけます!飛距離性能も、十分に満足できました。
外国ブランドのフェードモデルで扱いにくさを感じている方に、ビシッとハマりそうなドライバーです!