キャロウェイ ローグ ST MAX LSドライバー 試打評価 低スピンと高い操作性!

ローグ ST MAX LSドライバーを試打した感想は・・

  1. とにかく低スピン
  2. 操作性が残されています!意図的に球を操りたいゴルファーにお勧め!
  3. ヘッドスピードが十分にあって打点の安定している、上級者向けのドライバー

ローグ ST MAX LSドライバー

キャロウェイゴルフから2022年1月にリリースされたのが、ROGUE STシリーズ! ドライバーは4モデルがラインナップされています。

今回試打したLSドライバーは、LS (Low Spin)の名のとおり低スピンを追求したドライバー4モデルの中では、最も上級者向けのドライバーとなっています。

私 (ヘッドスピード40 m/s前後、平均スコア90台)には間違いなくオーバースペックですが、興味本位で打ってみました。

先日試打したテーラーメイドのステルス プラス ドライバーが思いのほか好感触だったのでこのLSドライバーも期待したのですが、結論から言うとかなりのハードスペックなドライバーでした。以下、詳しく解説していきます!

 

試打クラブスペック ロフト角:9.0° シャフト:VENTUS BLACK 6-S

40歳台後半のアラフィフで平均スコア90台、ヘッドスピード40m/s前後のアマチュアゴルファーの試打評価、感想です。

外観

ローグ ST MAX LSドライバーのクラウン

投影面積は、コンパクト! ローグST MAXドライバーやMAX Dドライバーより、確実に一回りは小さかったです。

特に後方へのストレッチが少なく、操作性が重視されたドライバーだなという外見でした。

クラウンは、つや消しのカーボン調。難しさよりは、どちらかというと「軽さ」や「やさしさ」を感じさせる色合いでした。

 

ローグ ST MAX LSドライバーのソール

ソールからの外観。ローグ MAXドライバーとは、ほとんど見分けがつきません。「max LS」と記載されているのが、ほぼ唯一の違いです。

 

ローグ ST MAX LSドライバーのフェース

フェース面。ローグ ST MAXドライバーよりも、「リーミング」が薄くなっている感じでした。

なかなかのディープフェースで、重心はちょっと高そうだなという顔つき。

 

ローグ ST MAX LSドライバーのボディー

横からの外観。肉厚ボディで、後方へのストレッチは控えめです。

 

ローグ ST MAX LSドライバーの後方

後方からの眺め。金色のタングステンスピードカートリッジが装着されています。

 

ローグ ST MAX LSドライバーのネック

ネック部分には、もちろん調整機能がついています。試打時はN (ニュートラル)でした。

 

ローグ ST MAX LSドライバーの上方外観

地面に置くと、フェース面の向きはターゲット方向にほぼスクエアでした。

振り抜き感、打感・打音

ローグ ST MAX LSドライバーのシャフト

試打クラブのシャフトは、VENTUS BLACKの6-S。てっきり純正シャフトだと思っていたのですが、カスタムシャフトだったみたいです(純正シャフトはTENSEI 55 for Callaway)。

ワッグルしてみると、シャフトは結構がっちり!さすが60g台のフレックスSのシャフト!といった感じ (実は60g台のシャフトは初体験でした)。

素振りをしてみても、クラブ全体は結構ヘビー級! ただシャフトの特性なのか、ヘッドとの相性はよさそう。ヘッドの重さにシャフトが負けていないなという雰囲気でした。

 

打ってみると、打感や打音は以前試打したローグST MAXドライバーやMAX Dドライバーと「いい意味で」あまり変わらないな、という印象。

どちらのドライバーも打感・打音は好印象でしたが、このLSドライバーも同様でした。インパクトでグッとボールをグッとつぶした後に、軽快に弾き飛ばす、そんな打感。

打音も「パシッ」という打感にマッチした節度ある乾いた音で、とても好感が持てました。

球の上がりやすさ、寛容性、飛距離

打ってみてまず感じたのが、球が上がらない!ロフト角9°なので仕方ないかもしれませんが、かなり低い高さのライナーボールが連発しました。

 

また個人的には、かなりピーキーなドライバーだな・・という感じ。ちょっとしたスイングの違いやヘッドの入り方に、かなり敏感に反応するドライバーでした。

特に球を上げようしてアッパー目に打つとフェースが開き、このフェースの向きにも敏感に反応して打ち出しから右方向に飛んでしまいました。

良く言えば、操作性重視のドライバーです。でもアベレージにとっては、この敏感さはあまり必要ないかな・・と思いました。

また、ミスヒットにはかなりシビア芯を外すと飛距離もグッと落ちるし、スライスやフックも簡単に出てしまいました。やはり上級者向けのドライバーだな・・と思いました。

 

飛距離についても、評価は難しい。とにかく球が上がらなかったので、キャリー160ヤードくらいになってしまいました。

打球はとにかく低スピン!徹底されています! 個人的には、ドロップしてしまう打球も時々ありました

総評

一言でいえばハードなドライバーでした。シャフトの影響もありそうですが、ヘッド自体がかなり上級者向きだなと思いました。

 

まず、操作性がしっかりと残されているドライバーです。上級者が積極的に球を曲げていくことを意図していると思いますが、私にとっては「繊細で敏感すぎる」ドライバーでした。

スピン量の低減もかなり徹底されていて、個人的にはちょっとやりすぎかなと思いました。

 

ぶっちゃけ、かなりのヘッドスピードとスイングの再現性は求められます。その上で、球を意図的に操るゴルファーに向けたドライバーだと思います。

ローグ ST MAXドライバーと比較すると、モデル間の距離がちょっとありすぎる印象。ほとんどのアマチュアゴルファーにとっては、このLSドライバーは扱いきれないモデルだろうなと思いました。

先日試打したステルス プラス ドライバーが意外にも好感触だったので、このドライバーにも期待していたのですが、私にはかなり厳しかったです。

個人的にはロフト角10.5°も試してみたいところ。機会があれば、是非試打してみたいと思います。

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