YAMAHA リミックス VD59 ドライバー
YAMAHA リミックス VD 59 ドライバーを試打しました。
「圧倒的な直進性をすべてのゴルファーに」とのコンセプトで開発されたモデル、とのことです。
「圧倒的な直進性」を感じることができるのか?またその恩恵にあずかれそうなのか?興味深く試打してみました。
試打クラブスペック ロフト角 10.5° シャフト:Daimana YR フレックスSR
いつも通り、スコア平均90台のへっぽこゴルファーの試打感想ですので、ご配慮の上、お読みください (笑)。
※ これまでの、ゴルフクラブの試打評価/感想については、こちら。
外観
ヘッドシェイプは「大きいな」という印象。後方に長く、フェース面も広く感じます。
ソール面の色はワインレッドとブラックで、いわゆる「シャア」色。かっこいいですが、個人的にはちょっと苦手かな・・ (笑)。
クラウン部分にはアクセントでワインレッドの線。カーボン様模様とともにおしゃれな印象ですね。
地面に置くと、ややフックフェース。いかにもつかまりがよさそうな顔だな、と思いました。
ヘッドの大きさと相まって、直進性の高いドローボールが打てそうな印象でした。逆に、フッカーの人には不安感を与えてしまいそうだな、と思いました。
打感・打音
ヘッドシェイプの大きさから鈍重な振り心地をイメージしましたが、ワッグルしてみると、ヘッド自体は比較的軽量だな・・という感じ。
素振りをすると、いかにも慣性モーメントが高そうな振り心地。打ち出し方向にまっすぐしか飛ばないんだろうな・・と思わせてくれます。
打ってみると、打感ははじき感が強めで心地いいものでした。ちょっと硬いかな、とは感じましたが、嫌な感じの硬さではない。
打音はバシッという音で、気持ちいいです。ヘッドの印象からはもっと甲高い音を予想していましたが、いい意味で裏切られました。最新のドライバーは、打感、打音もこだわってるんだな、と実感しました。
球の上がりやすさ、寛容性
打球は、いかにもロースピンという強い球がドーンと飛んでいきます。つかまりが良すぎるのか、またシャフトの問題なのか、私でも打ち出しが左方向となる打球が、何球かありました。
弾道は、比較的高いです。ふけ上がる感じはなく、適正な高さか、イメージよりもやや低いかなという印象でした。
距離はキャリーで200ヤードくらいかな、といったところ。これに加えて、ランでも稼げそうだなという感じでした。
メーカーのうたい文句通り曲がりません。打ち出した方向に、まっすぐにしか飛ばない (笑)。フェースをまっすぐ当てることにのみ集中すれば、それでOK!という感じでした。
シャフトは純正のSRでしたが、40 m/s程度の私のヘッドスピードでも少し柔らかいかなという印象。フレックスをもう少し硬くすれば、さらに安定したショットが連発しそうだなと思いました。
総評
「圧倒的な直進性」、感じることができました (笑)。
対象となるユーザーは、やさしさを求めるすべてのゴルファーでしょうか。操作性を求めるゴルファーは、もちろん対象にはなりません (笑)。
エンジョイゴルファーでも、問題ないでしょう。というか、エンジョイ派がメインかと思います。
個人的には、来年のドライバーの候補に入ります。不満があるとすれば、ソールの色が派手で、個人的にはやや苦手 (笑)。でも、かっこいいです!
YAMAHAのドライバーはこれまであまり試打したことはなかったのですが、外国ブランドと遜色ない、いいドライバーだなと思いました。
要注目です!