昨日、11月28日 (日)に手稲山のスキー場 (サッポロテイネ)がオープンしたことをレポートしました (レポートはこちら)。
今日はサッポロテイネ (主にハイランドゾーン)の魅力について、簡単にご紹介したいと思います。
サッポロテイネの魅力
- 札幌市内からの約40分で到着、アクセス良好!
- 雪質良好!ゲレンデも初級~上級までバラエティに富んでいます!
- オリンピアゾーンに3年前に完成したオリンピアスキーセンターがとっても快適!ハイランドスキーセンターも快適です!
※ サッポロテイネのオリンピアゾーン紹介した記事は、こちら。
サッポロテイネ SAPPORO TEINE Ski Resort
サッポロテイネは札幌市の手稲山にあるスキー場です。
以前は「テイネハイランドスキー場」と「テイネオリンピアスキー場」という別々のスキー場でしたが、2005年に統合され現在は一つのスキー場として運営されています。
「ハイランドゾーン」「オリンピアゾーン」の2つに分けられています。2つのゾーンは連絡通路 (レインボー)とゴンドラ (エイトゴンドラ)でつながっています。
アクセス
住所:札幌市手稲区手稲本町593 (オリンピアスキーセンターの住所になります)
主な交通手段
自家用車と駐車場
札幌市内からは、国道5号 (北5条手稲線)を小樽方面に進み富岡3-7交差点を左折。左折時には大きな看板があるので迷うことはないでしょう。
あとはひたすら、上りの舗装道路を登っていきます。途中に陸橋があり凍結していることがあるため、慎重な運転が必要。
スキー場までは片道1車線の山道です。勾配のきつい斜面はあまりありませんが、曲線半径が小さいカーブが何か所かあり要注意です!
個人的には比較的アクセスは難しくない道路だと思っています。でも、最初に来るときはやや難易度が高い・・と思う方はいるかもしれません。
駐車場は聖火台スナックハウス前、オリンピアスキーセンター、ハイランドスキーセンターにあります。
この中ではオリンピアスキーセンターの駐車場が最も大きく、ほとんどはこちらに駐車するように誘導されます。
オリンピアスキーセンターの駐車場は広いので、停車した車からセンターハウス (オリンピアスキーセンター)までの歩く距離が長くなってしまうのが難点。
またオリンピアゾーンからハイランドゾーンへの移動はゴンドラとなりますが、ゴンドラ乗車で並ぶことが多くハイランドゾーンで滑りたい人にとっては、これも難点です。
一方ハイランドスキーセンターの駐車場は、センターハウスまでの距離は比較的近いです。ただ駐車台数が限らており、朝9時の営業直後で埋まってしまうようです。
ハイランドスキーセンターに駐車したい方は午前9時前 (できれば午前8時30分くらいまで)に到着していることが必要でしょう。
公共交通機関バス
JR手稲駅南口からバス (JR北海道バス)が運行しています (詳細はこちら)。
オリンピアスキーセンターまでは所要時間16分で料金380円。ハイランドスキーセンターまでは所要時間28分で料金400円。
土日休日は30分~1時間おきに運行しているようです。個人的にはほとんど使ったことはありませんが、これくらいなら結構使い勝手がいいと思います。
滑走可能時期
今年 (2021年)は11月28日にオープンしました。もともとのオープン予定日は11月23日。
例年、勤労感謝の日をオープン予定日としていますが、1-2週間遅れることが多い印象です。
ハイランドゾーンの一部から開放していき、徐々に拡大していきます。オリンピアゾーンのオープンは12月上旬となることが多いです。
スキーシーズンの終わりはオリンピアゾーンが3月下旬にクローズします。
ハイランドゾーンは5月上旬 (ゴールデンウィーク)まで頑張って営業。年によって違いますが、ゴールデンウイーク前半までということが多いようです。
雪解けが早ければそれに合わせてクローズとなりますので、詳細はホームページで確認してください。
ハイランドゾーンのゲレンデ、雪質
ハイランドゾーンには初級のゲレンデもありますが、中~上級のゲレンデがメインと考えてください。
初級者はパラダイスリフトで「パラダイス」というゲレンデを滑りましょう。後述するサミットエクスプレスは、あまりお勧めしません。
パラダイスゲレンデは十分に幅がとってあり、斜度も緩やかでゆったりと楽しめると思います。
またパラダイスリフトは回転もよく、初級者の繰り返し練習にはとてもいいゲレンデだと思います。
中級~上級者は高速リフト (サミットエクスプレス)で山頂まで一気に上がりましょう。
このリフトはフードがついていて、一気に手稲山山頂まで快適に連れて行ってくれます。
手稲山山頂からの眺めは最高です!札幌市内を一望できます。高すぎてちょっと足元がすくむくらいです (笑)。
頂上からは、シティビュークルーズ、シティビューパノラマで降りるのが一般的。シティビューパノラマからは女子大回転コース (上級!)に分かれます。
初級ゲレンデのナチュラルコースでスキーセンターまで降りることも可能。こちらは途中で男女回転 (上級!)にて降りてくることもできます。
女子大回転、男女回転は1972年の札幌冬季五輪で行われた競技名がそのまま名称になっています。
山頂からは「北かべ」で降りてくることもできます。北かべは最大傾斜36°、平均傾斜20°。
傾斜もきついですがゲレンデ幅も狭く、コブになっている部分もありかなりの難コースです。
腕に自信のある方以外はやめときましょう。怪我しますよ・・。
雪質はいいと思います。少なくとも札幌市内の他のスキー場に比べれば、圧倒的にいいでしょう。
パウダー!とは言いませんが、エッジの利かせやすい滑りやすい雪です。朝一なら整地したゲレンデが本当に滑りやすいです。
リフト運行状況、ライブカメラはこちら。
ちなみにハイランドゾーンでは、ナイター営業は行われていません。
ハイランドスキーセンター
ハイランドスキーセンターはハイランドゾーンの拠点となるセンターハウスです。
1Fが駐車場入口とレンタルコーナー、3Fがチケット売り場と会員ロッカー、4Fがレストランとスキー場入り口です。
1Fのレンタルコーナー。HEADのレンタスキーになっています。
1Fから3Fと4Fへは上り下りともにエスカレーターがあり、移動はとても楽です。
3Fのチケット売り場。室内で温かいのでチケット購入はとても快適!
3Fの売店「エゾリス」。スノースポーツアイテムが一通り販売されています。
サッポロテイネのオリジナルグッズもあって、楽しい!
レストランは650席で広々としており、休憩するのに全く問題ありません。
無料の飲水もあって、冷たくおいしい水がいただけます。
昼食時は混雑しますが、許容範囲かと思います。全く座れないということは、ほとんどありません。
昼食のメニューも一通りそろっており、おいしいです。お値段含めて満足感は高いと思います。個人的には豚まんがお勧めです!
総評
サッポロテイネ (本日は主にハイランドゾーン)のご紹介でした。
札幌市内からのアクセスは快適で、ゲレンデはバラエティに富んでいます。
雪質は良好でセンターハウス快適と、とても満足度の高いスキー場です。
オリンピアゾーンについては、後日!
※ 追記:2021年12月1日にオリンピアゾーンの記事を追加しました。